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小上がり収納について解説します2022.3.31

旅館などで見かける和室の小上がりスペース。

実はオシャレなだけでなく、収納スペースとしても活躍してくれるのです。

今回の記事では、そんな小上がりをつくるメリット・デメリットなど解説いたします。


小上がりとは

小上がりとは、リビングの一角を一段高くして設けた空間のことをいいます。

フローリング調のものもありますが、畳を張って和室にするケースが一般的です。

様々な用途があり、子どもの遊び場やちょっとしたリラックススペースとして使えます。

近年では、大型インテリアショップなどで、収納付きの小上がりユニットも多数登場しています。

小上がりにするだけで、遊び心のある空間を演出できることも小上がりの魅力のひとつです。

小上がりのメリット

  • 段差を活用した収納をつくれる
  • 高低差をつくり壁で仕切らず空間を分けることができるので、広さを保ったままさまざまな使い方ができる
  • 簡易的なソファやベッドとしても使える

 

小上がりは、段差部分の空間を活用して収納スペースとすることができます。

収納スペースが少ない場合にとてもおすすめです。

いろいろなものを収納し、隠すことができるので、生活感のない空間作りができ、部屋を広く使うことができるでしょう。

また、ちょっと腰をかけたり、お昼寝をしたりといったように、リラックスするスペースとしても活用できます。

小上がりのデメリット

  • バリアフリーにできない
  • ロボット掃除機が使えない
  • 段差に注意が必要
  • 家具の配置換えなどに影響がでる
  • リビングの広さによっては狭く見える

 

小上がり部分と他のスペースで床に段差ができるので、バリアフリーにしたい場合には向きません。

また、段差があるのでロボット掃除機で一度に掃除することができません。小上がりとそれ以外のスペースとで、分けて掃除する必要があります。


小上がりっを設置する際のポイント

小上がりの広さは4.5畳が人気

一般的に小上がりの広さは3~6畳でつくられることが多いですが4.5畳が一番人気です。

広すぎず狭すぎず、ちょうど良い広さです。

また、1~2畳の狭い小上がりを作って、ベンチやソファの代わりに腰をかけるスペースとして使うこともあります。

小上がりの段差は高さ30~40㎝が使いやすい

階段などで昇降しやすい段差の高さは20㎝となっています。腰掛けて立ち上がる動作や収納として使うことを考慮すると30~40㎝が使いやすいでしょう。

それ以上の段差を設ける場合には、小上がり専用の階段を設置するとよいかもしれません。

小上がり収納は引き出しタイプと天面開口タイプがある

小上がりの上に移動が大変な家具などを置く場合は、それらを動かさずに収納を使えるように引き出しタイプが良いでしょう。

そうでない場合には天面開口タイプでも問題ないでしょう。


小上がり収納の使用例

小上がり収納に適しているものは「小上がりやリビングでよく使うもの」と「シーズンものなど使用頻度の低いもの」がオススメです。

子どもの遊ぶスペースとして小上がりを設置する場合

お子様用として小上がりを使用する場合、「おもちゃ」や「ベビー用品」を収納すると便利です。置き場所に困る大量のおもちゃも隠すことができるので、スッキリとした空間を保つことができます。

オフシーズンの衣類・家電を収納

季節外れの衣類や、家電の収納場所としても小上がりの収納を活用することができます。

また、来客用の布団などを収納するのにも最適です。


まとめ

今回の記事では小上がりについて解説しました。

造作タイプやユニットタイプがあり、ある程度広さも自由に選ぶことができるので、リフォームやリノベーションの際に取り入れるなど興味を持たれた方は是非お気軽にご相談ください。

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