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女性の物件購入メリット・デメリットを解説!!2022.7.25

不動産購入を検討している女性が今増えている!!

独身女性の不動産購入に興味を持たれている方がここ数年で圧倒的に増えています。

また、独身女性に限らず「夫婦でペアローン」といった形で購入されるケースも増えています。

「女性向け住宅ローン商品」を用意する銀行・金融機関も増えています。

なお、銀行の通常の審査基準を満たす女性であれば、住宅ローンは給与振込口座のある銀行で組むのが一般的です。

給与振込口座となってる銀行では、既に信頼関係があり、融資審査が通りやすいというメリットがあります。

女性が住宅ローンを組む際の注意点

住宅ローンの審査でひとつだけ注意したい点があります。

それは妊娠中だと団体信用生命保険(団信)に加入でいないことが多いことから、審査に通らないケースがあります。

団信とは住宅ローンの返済期間中に契約者に万が一のことがあった場合、保険金により残りの住宅ローンが弁済されるの生命保険のことです。

民間の女性向け住宅ローン

一部の銀行では女性向け住宅ローンを商品として提供しているところもあります。

・フラット35

フラット35は、住宅金融支援機構が作ってる住宅ローンで、全国の民間銀行などを経由して申し込むことができます。

全期間固定金利型住宅ローンなので、35年間金利が変わらず、借入時の金利によって返済額が確定するという特徴があります。

また、返済中でも人に貸して良いのも魅力のひとつです。

女性は結婚・出産などでライフスタイルが変化しやすいです。しかし、一般の銀行は住宅ローンを返済している間、賃貸で貸出してもいいと公言しているケースがほとんどありません。契約書・約款に「賃貸の目的には利用できません」「投資用の借り入れはできません」といった記載がある場合賃貸に出すことはできません。

一方フラット35は、最初から賃貸に出す目的で借りていなければ、事情があって住宅に住めなくなった場合や、住宅ローンの返済が困難になった場合は、賃貸に出しても良いとなっています。

また、フラット35は第三者への住宅の貸し出しを容認しているので、「家賃返済特約付きフラット35」という制度があります。

単身住宅を購入した後で、結婚することになった場合でも柔軟に対応することができるので安心です。

 

・アルヒ「With Woman」

通常のフラット35に比べて金利が低く、付加価値が手厚いローンとなっています。

疾病により就業不能や非自発的な失業などの状態が続いた場合、住宅ローンの返済を保障する保険「疾病保障」と「失業保障」に半額で加入することができます。また、インテリアメンテナンス、リフォームなど提携企業のサービスや商品を優待価格で利用することができます。

ARUHIは住宅ローン専門の金融機関であり、長期固定の金利が都市銀行より低いため人気があります。

ただし、借入条件として頭金を10~50%以上用意する必要があります。頭金を用意できる場合には魅力的な女性向け住宅ローンです。

・りそな銀行「凛next」

りそな銀行の審査基準は、大手銀行と違い「年収100万円以上」「勤続年数1年以上」と、緩めであるため、年によって年収にバラつきがるといった方でも借り入れがしやすい住宅ローンとなっています。

また、3大疾病保証特約が通常よりも安い、金利0.15%上乗せで付けることができます。

また、ローン返済支援保険が無料で付帯。

万が一、ケガや病気で就業できなくなった場合、住宅ローンの毎月の返済をカバーしてくれるので、生涯を共にするパートナーがいない場合にもこうした保険がついてれば安心です。


・返済中でも人に貸していい→「フラット35」

・団信保険料が半額になる→「ARUHI With Woman」

・ローン返済支援保険が無料→りそな銀行「凛next」


住宅購入のメリット

メリット①物件のクオリティが上がる

多くの場合賃貸と購入ではどちらも同じ程度の出費になります。賃貸物件ですと、日当たりやセキュリティ面、独立洗面台や浴室乾燥機を希望する場合、どうしても賃料が高くなりがちです。

購入物件なら賃貸に比べて割安に、良い物件に住むことができます。

メリット②賃貸よりも満足感が高い

家賃と月々のローン返済額が同じ金額になったとしても、住まいの面積が広くなったり、住宅設備のグレードが上がることで、満足感が高くなります。

メリット③資産になる

持ち家は資産になります。また、持ち家があるということは、銀行・金融機関からの信用があるということになるので、社会的信用度が高まり、自信に繋がるでしょう。

メリット④万が一の時に助かる

保障によっては万が一、ケガや病気で就業できなくなった場合、住宅ローンの毎月の返済をカバーしてくれるので、生涯を共にするパートナーがいない場合にもこうした保険がついてれば安心です。

メリット⑤間取りな内装など好きにカスタマイズできる

賃貸物件の場合は、内装などの変更はできませんが、持ち家の場合は、間取りの変更など生活スタイルに合わせて好きにカスタマイズが可能です。

メリット⑥老後の年金生活が楽に

ローン完済後は、居住費が固定資産税や管理修繕費のみになるので、老後の年金生活を維持していくためには有効な選択になります。リフォームも自由なので、家の中をバリアフリー化するタイミングも自由に選べます。


住宅購入のデメリット

デメリット①所有している限り固定資産税などの税金がかかる

不動産は一度購入すると、立地などの条件によっては簡単に売却できない可能性もあります。また、売却時に希望価格で売れなかったり、買い手がつかないなどの可能性があります。しかし所有している限り固定資産税などの税金がかかります。

デメリット②定期的なメンテナンスが必要

住宅が古くなるとメンテナンスも必要になるので、その都度費用もかかります。そういった時、まとまった費用がかかることを想定して貯蓄しておく必要があります。

デメリット③マンションの場合は管理費や修繕積立金が必要

持ち家がマンションの場合は、購入時点から管理費や修繕積立金がかかってきます。

これは、完済後も所有している間ずっとかかります。

デメリット④住み替えが簡単にできない

賃貸の場合は、生活スタイルの変化などに合わせて簡単に引っ越しができますが、持ち家の場合は住み替えが難しいという点があげられます。

デメリット⑤不動産は現金化しにくい資産

不動産は資産のなかでも最もお金に換えづらいので、アクシデントによって売却したいと思っても、高額であること、購入者が限定されてしまうことなどから、お金に換えるには時間がかかることも。


女性が住宅を購入する際に注意したいポイント

女性は男性に比べ長生きする傾向があり、大半に女性が90歳以上まで生きる状態となっています。

当然長生きした場合には賃貸に住み続けることが難しくなるので住宅を購入するほうが安心でしょう。

しかし。老後に収入が減ったときにどうするのか、何歳まで働くのか、老後に売却したいと思ったときに売れるのかなど、今現在のことだけではなく、人生全体を時間軸で考えることが大切です。

しっかりとライフプランを立て、しっかりと物件購入のデメリットも踏まえたうえで判断してください。

どういった物件を購入するのが失敗リスクが少ないか

不動産を購入する際に、自家に近いことや子供の学校が近いなどの理由もあるでしょう。

しかし、立地条件があまりよくない場所にある場合、いざ売却したいと思ってもなかなか買い手がつきません。

女性は、出産や結婚でライフプランが変わりやすいといった特徴があります。柔軟に対応できるように物件を購入する際は、売れる物件・貸せる物件を選ぶことが成功のカギとなるでしょう。

新築、中古に限らず、まずは立地が重要です。

エリア、周辺環境、最寄り駅からの所要時間など、こういった条件をしっかりクリアした物件を購入することをおすすめします。

無理のない範囲での住宅ローンを

住宅ローンで借りられる額は、一般的に年収の5倍といわれています。年収の返済率は20%までに抑えることが理想的です。

また、住宅ローンを組む際には全ての現金をつぎ込むのではなく、予備預金として月収の3ヶ月~半年分ほどは蓄えておきましょう。

借りられる額の物件ではなく、返済できる額の物件を買うことが重要です。

まとめ

女性で不動産購入に興味を持たれる方が増え、女性向けの住宅ローン商品を用意する銀行・金融機関も増えています。

ライフプランの変動に対応できるような「売れる物件」「貸せる物件」をしっかり見定め、失敗しないようしっかり検討してください。

弊社では住宅ローンのご相談なども承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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