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リノベーションの際に注意したいコンセントのいろいろ2022.3.1
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リノベーションやリフォームをする際に、一緒に計画を立てた方はいいことにコンセント計画があります。
コンセント計画を後回しにしてリノベーションをはじめてしまうと、必要な場所にコンセントを増設する工事を後々することになり、余計な費用が発生したりすることになります。
一般的なコンセントのリフォーム相場は5千円~2万円です。
しかし、増設内容によって費用が高くなるので注意が必要です。
コンセント計画のポイント
コンセント計画を立てるうえで大切なポイントをみていきましょう。
コンセントは、電気製品をどこで使うかしっかり把握し、イメージすることが大切です。
リフォームやリノベーションを行う際には多めに設置することがオススメです。
家具・家電の配置を考える
コンセントの配置時に一番考慮するべきなのは、使用する家電の種類や場所です。
どこにどんな家電を置くのかをある程度決めておくと、コンセントの配置もイメージしやすくなるでしょう。
同様に、家具の配置も考えておく必要があります。
コンセントを設けた場所に家具を置いてしまって、使えないなんてことも。
家具を置くことが決まっている場合には避ける必要があります。反対に、ベッドの近くにコンセントを配置していれば便利です。
ちょうど良い場所にコンセントがくるように配置を考えましょう。
掃除機などよく抜き差しすることを考慮して高い位置にコンセントを設置する
掃除機など何度もコードを抜き差しするような場合、低い位置にコンセントがあると、腰に負担がかかります。電気のスイッチと同じ高さにコンセントがあると負担も軽減されますね。
位置だけでなく差込口の数も考える
コンセントの配置がある程度決まったら、差込口の数についても考えましょう。
電源タップという便利なものもありますが、コンセントの周りがスッキリせず、ゴチャゴチャしてしまうので、差込口の数は少し余裕を持って考えておくことをオススメします。
特にキッチンはコンセントが不足しがちなので、4~6口あると安心です。
工事が始まってからの配線計画の変更や、完成してからコンセントを増やすのは余計なコストがかかります。手間も費用も余計にかかってしまうので、予め多めに計画するようにしましょう。
床用コンセントについての注意点
ダイニングテーブルなどの近くに床用コンセントを設置すると、ホットプレートの使用などの際とても便利です。
配線と壁のコンセントまで長く伸ばす必要がないので、見た目もスッキリし配線に足をひっかける心配もありません。
しかし、床用コンセントにはデメリットもありますので、しっかり理解したうえで設置するようにしましょう。
コンセントの部分のみ床が出っ張る
床用コンセントは、使用しないときは床の中に収納されます。しかし、平らなはずの床の一部に穴を開けて取り付けるので、どうしてもその部分だけ出っ張ってしまいます。
そのため、床用コンセントの上を歩くときや掃除のときにつまずくこともあるので、注意が必要です。
ですので、床用コンセントはあまり人が歩かない場所い設置することをオススメします。
設置費用が高め
床用コンセントを設置する場合、床下にも電気の配線を通す必要がります。
しかし、電気の配線を通す作業は、壁の内側よりも床下のほうが難しい作業になるので、設置費用が高くなる傾向にあります。
水をこぼしたりすると漏電の可能性がある
コンセントを使用するにあたって、ホコリや水は注意が必要です。コンセントの中に入ってしまうと漏電の危険があり、怪我や火災などに繋がる危険性があります。
テーブルの下などに床用コンセントを設置する際には、使用するときに十分注意する必要があります。
オススメの床用コンセントの配置場所
便利だからと考えずに床用コンセントを設置すると見た目も悪く、つまずく危険性もあるので注意が必要です。
ホットプレートなどの調理家電を使用することを考えて、ダイニングテーブルの下に設置するのはオススメです。
また、冷暖房器具を置く場所に床用コンセントがあると、扇風機や電気ストーブなどを使用する際にとても便利です。
部屋ごとのコンセントのオススメ位置
・リビング
テレビを置く場所を予め決めておいて背面となる壁に4口のコンセントを設置しておくと、レコーダーやオーディオセット、ゲーム機などのコンセントが邪魔にならずスッキリさせることができます。
・キッチン
キッチンは、調理家電や冷蔵庫など様々な電化製品が置かれています。
キッチンのコンセントは、常設用と必要に応じて差し替えることができるコンセントを分けておくと抜き差しする手間がかかりません。
とくに冷蔵庫は常に稼働させることになるため、予め設置位置を決めておきましょう。
キッチンは水を使用することが多い場所なので、漏電防止のため床から約170~180㎝前後の高さに冷蔵庫用のコンセントを設置するのがオススメです。
他にも電子レンジや炊飯器などの使用頻度の多い電化製品も、カップボードに置くなど場所を決めた上でコンセントを設置しましょう。
・寝室
寝室は、ベッドの高さに合わせた壁際にコンセントを配置すると、スマートフォンなどの充電や、ライト、アロマなどを使用する際に便利です。
その他には、空気清浄機などを使用するためのコンセントも設置しておきましょう。
・子供部屋
子供部屋には、パソコンやテレビ、ゲームなどの電子機器のためのコンセントが必要です。
デスク付近のコンセントは、約60㎝~70㎝お高さにしておくと、抜き差しが楽で延長コードも必要なくスッキリさせることができるでしょう。
・玄関や廊下
玄関付近にコンセントを設置しておくと、スタンドライトなどを使用することができます。
また、玄関周りや廊下の掃除機をかける際にも便利です。
まとめ
コンセントの増設や移動は、リフォームやリノベーションと一緒に行うのがオススメです。
コンセントの増設や移動を行うと、壁紙クロスの補修工事も必要になるケースが多いからです。
リフォームやリノベーションを検討されている方は、しっかりコンセント計画を立ててから行うようにしましょう。