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インテリアの色&レイアウトの決め方2022.2.3

家の引っ越しや大掃除をきっかけに、インテリアを新しくしようと考えている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、インテリアのセンスアップしたい!という方に向けて、オシャレなインテリアコーディネートのこコツをご紹介いたします。

 


プロに聞いたどんな家や条件でも「オシャレなインテリアコーディネート」を決める3つのコツ!


1・「コンセプト」を決める

どのようなスタイルの部屋にしたいかコンセプトが決まっていないと、色々なテイストのインテリアを採用してしまい、気がついたらまとまりのない空間に、、、なんてことに!

まずはおおまかにでも、ナチュラルなのか、モダンなのか、シンプルなのか。

ライフスタイルや好きなテイストに合わせてコンセプトを決めていきましょう。

まず自分が望むインテリアの方向性を知ることが大切です。

家での好きな過ごし方をイメージしてみてください。好みのライフスタイルを認識することで、暮らしたい部屋のイメージがつかめると思います。

インテリア雑誌やウェブでの画像など、情報収集してから決めるのも良いでしょう。


2・カラー選び

お部屋全体のカラー選びのポイントは3つあります。

  1. 選ぶ色は3色まで
  2. トーンで強弱をつける
  3. 差し色で遊ぶ

1.選ぶ色は3色まで

カラー配分は70%、25%、5%

インテリアコーディネートの印象で最も重要であるのがカラーです。

1部屋に使用する色は3色までにおさえるのが基本のルールです。

それ以上の色を使うと、まとまりのない部屋になってしまいます。

ベースカラー(70%)となる面積のあるカーテンは壁と同系色にして、その色味に合うメインカラー(25%)・アクセントカラー(5%)2色をイメージするとうまくいくでしょう。

 

2.トーンで強弱をつける

好きな色を3色使用した結果、まとまりのないゴチャっとした空間になってしまった。

そんな失敗を防ぐには、色の数を増やすのではなく、同系色でトーンを変えてメリハリをつけるのがおすすめです。

 

3.差し色で遊ぶ

同系色で合わせる基本をあえて崩して、1色インパクトのある色を選んでアクセントを加えましょう。

この1色は反対色(補色)がおすすめです。

反対色とは、カラーチャートで反対側にある色を指します。

ブルー系の濃淡にはオレンジ色やイエロー。

オレンジやブラウン系のベースにはグリーンなどがあたります。

モノトーンをベーシックカラーにする場合は、ほとんどの色が差し色として映えます。

グレーのソファーにピンク系のクッション、ネイビーのソファーには黄色のクッションなど、反対色を上手に使用するとオシャレな雰囲気に。

 

3・フォーカルポイントの効果を活用

空間に締まりがないといった場合に、フォーカルポイントを駆使すると、格段にオシャレな部屋に。

フォーカルポイントとは

「フォーカルポイント」とは、建築・インテリア業界で「部屋の中で人の視線が集中する場所」を指します。

その部屋に入ったときに真っ先に視界に入り、部屋の印象を左右する場所ということです。

フォーカルポイントの効果

テイストをしっかり合わせた家具でまとまりすぎてしまい、なんとなくぼやけた空間に視線を集める見せ場を作ることで、インテリアにアクセントが生まれ空間が引き締まって見えます。

フォーカルポイントの作り方

ドアを開けてすぐに視界に入る場所がフォーカルポイントなので、ドアの正面の壁やコーナーが作りやすい場所です。

インテリアテイストや家具に合わせて、ウォールシェルフを取り付けて雑貨などを飾りデコレーションしたり、アートや鏡などを直接壁に掛けたりといった方法があります。

フォーカルポイントを作るおすすめアイテム

壁の一面だけ色を変えるアクセントウォールや、観葉植物、ミラーやアートなどが初心者でも取り入れやすく、おすすめです。

鏡は空間を広く見せる効果があるので、小さめな部屋でもおすすめです。

アートは小さいのをいくつも飾るというより、大きいサイズのものをひとつ飾るとインパクトがあり、より目を引きます。

観葉植物は、どのテイストのインテリアにも合わせやすいので、取り入れやすいでしょう。

 


インテリア別の色の決め方

次に部屋のコンセプトに合った色を決めるコツをご紹介します。

 

ナチュラル

天井や壁など面積の広い場所の色合いは、アースカラーに統一するのがコツです。

ホワイトやベージュ、ブラウン、アイボリー、グリーン、グレーなどの落ち着いた色の系統であれば、スッキリとした落ち着いた部屋に。

また、カーテンやクッション、ラグなどのファブリック製品は、天然素材である綿や麻など、淡い色でざっくりとした素材感がるものを選ぶと柔らかな雰囲気を演出できてよいでしょう。

 

カジュアル

シンプルで親しみやすい印象を与えるのが、カジュアルスタイルの特徴です。

全体的なカラーリングはホワイトやベージュなど主張しない色を中心にして、小物や雑貨にポイントで分の好きな色を選んでアクセントにします。

強い色を選ぶとポップに、やわらかな色を選ぶとキュートな印象に。

家具はシンプルなタイプを選ぶのがおすすめです。

 

モダン

生活感をあまり出したくない方におすすめなモダンスタイル。

「現代的・近代的」なイメージでまとめられたインテリアスタイルです。

モダンスタイルのカラーは、ブラックやホワイト、アッシュなどのモノトーンを中心としています。

ブラックをメインにすると引き締まった印象に、ホワイトをメインにすると清潔感のある印象になります。

ガラスや金属などの素材は、モダンの現代的なイメージに合うので、アクセントとして使用するのがおすすめです。

 

クラシック

古いヨーロピアンテイストなど格調高い雰囲気が好きな方におすすめなのが、クラシックスタイルです。

ダークブラウンを中心に、深みのあるグリーンやボルドーなど落ち着いたカラーで重圧感を演出するのがポイントです。

クラシックスタイルは、曲線的なデザインが特徴的で、猫脚のインテリアもポイントです。

 

和モダン

和モダンスタイルでは、ベースカラーやメインカラーに、畳や土壁、漆喰、竹、和紙、石などの、和の要素を構成する自然素材(アースカラー)の色です。

主に茶、ベージュ、白、黒、グレー、緑色を使用します。

アクセントカラーで、黄土色や藍色など明度低めの落ち着いた色や、金色や銀色など煌びやかな色を使用するのがおすすめです。

フローリングで和モダンスタイルにする場合におすすめなのが、置き畳(ユニット畳)です。カラーやデザインも豊富です。

「い草」や「籐(ラタン)・竹製」のラグを敷いてみるのも手軽でよいでしょう。

 


まとめ

少しの工夫で、格段にオシャレな空間にするインテリアコーディネートのコツをご紹介いたしました。

自分の好きなテイストを見つけ、オシャレなインテリアコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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