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床リノベーション2021.12.16
リビングなどのフローリングの張替えをお考えの方に、今回の記事では床材の費用や施工方法をご紹介いたします。
フローリングを張り替えたい!とネットで検索しても結局よくわからないというお声をよく耳にします。
フローリング張替え費用の一般相場は、6畳間で10~20万円前後です。
ただし、もともとの床材が何か、どんなフローリング材にするかで費用が大きく異なります。
費用についてある程度は把握しておかないと、業者にうまく言いくるめられてしまい、無駄に費用を払うことになりかねません。
さまざまな種類のフローリングの張替えにかかる費用相場をしっかり把握して、最適な業者選びができるようにしましょう。
床材の種類
床材の中でも人気が高いのが、木材で作られたフローリングです。
ナチュラルな見た目はもちろん、心地よい肌触りが人気のポイントです。
フローリングには、自然な素材をそのまま活かした「無垢材フローリング」と、合板や集成材の表面に、天然シートなどを貼った「複合フローリング」があります。
無垢フローリング
自然素材ならではの柔らかい肌触りに木の香り、調湿効果があるのが最大の魅力です。
複合フローリング
無垢フローリングと比較し、反りや収縮が少なく素材が安定しています。
色やデザインの種類も多く、防音効果などの機能性をプラスしたものもあるので、選択肢が豊富なのが最大の魅力です。
張替えの費用相場
1・カーペット、クッションフロアからのフローリング張替えの場合
カーペットやクッションフロアは簡単に剥がしてフローリングに張替えできるため、費用は比較的安価です。
6帖で防音仕様ではないフローリングに張り替える場合、10万円前後で施工できます。
2・畳からフローリング張替えの場合
畳からフローリングに張り替える場合は、高さを揃えるために下地を調整する必要があります。そのため、張替え費用は比較的高くなります。
6帖で防音仕様でないフローリングに張り替える場合、費用相場は16~19万円前後となります。
3・フローリングからフローリングへの張替えの場合
フローリングからフローリングへの張替えの場合、フローリングの張替え方によって費用が大きく変わります。もともとのフローリングのを剥がさない上張りは、張替えに比べて安く施工できます。
6帖で防音仕様でない上張りの場合、費用相場は10~12万円前後となります。
フローリング張替えの施工方法
ここからは、張替えの施工方法をご紹介。施工には、「新規張り」と「重ね張り」の2種類があり、費用や工期が異なります。張替えの前の床材や下地の状態によって適した施工方法を選ぶ必要があります。
新規張り(張替え工法)
もともとの床材をすべてはがし、新しい床材を張り直す工法が新規張り(張替え工法)です。
和室から洋室にリノベーションしたいときなど、他の床材からフローリングに変えたいときに適しています。古くなった床材をはがすため、下地の状態を確認でき、傷みあれば修繕することができます。
重ね張り(上張り工法・レイヤー工法)
上張り工法・レイヤー工法ともいわれる重ね張りは、もともとの床材の上から新しい床材を張り付ける工法です。新規張りと比較した場合、工期を短期間(最短1日)で抑えることができます。
もともとの床材や下地が劣化していないケースに、適した工法です。
費用を抑えても満足度の高いリフォームをするための業者の選び方
1・費用を抑えたいなら地元の優良工務店に依頼しましょう
地元の工務店は専任の営業マンやデザイナーを置かず、広告宣伝費をかけていない場合がほとんどです。そういったことから、費用を上乗せされるコストが少ないので、施工品質を下げずに費用を抑えることができます。大手・中堅のリフォーム会社の場合、下請けの工務店に工事を依頼している会社も多く、下請けを使うと、マージンが上乗せされる分、費用が高くなる傾向にあります。
2・紹介サイトを活用する
紹介サイトでは、リフォーム業者が公開している情報だけでなく、その業者が行った施工の評判や工事の得意不得意など、口コミやサイトの独自取材情報も踏まえて業者選びができます。
条件に合う業者を一括で案内してくれるため、自分に合う業者かどうか比較検討することもできます。
まとめ
フローリングの張替え費用は、もともとの床材や張り方などさまざまな要素によって変動します。
費用を抑えて満足度の高いフローリングの張替えを行うためには、地元の優良工務店を見つけることがポイントになります。