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システムバスとは?2021.12.14

バスルームのリフォーム・リノベーションをお考えの方に注目していただきたいのが、「システムバス」です。

種類、デザインが豊富なので、きっとお好きな空間に仕上げることができるでしょう。

今回の記事では、そんなシステムバスについて解説いたします。


システムバスとは

システムバスは、あらかじめ各部材(床・天井・壁・浴槽・ドア等)を工場で製造し、組み立てた浴室のことをいいます。

ユニットバスとシステムバスの違いは?

疑問に思った方もいらっしゃるかと思いますが、実は明確な違いはないそうです。

以前は、ユニットバスはワンルームなどによくあるお風呂とトイレが一体となったものを指していましたが、最近では、追い焚き機能やミストサウナなど、機能性の高いユニットバスが普及しています。

お風呂とトイレが一体となった浴室をイメージさせるユニットバスと差別化するために使われるようになった言葉が「システムバス」なのです。

 


システムバスのメリット・デメリット

では、バスルームのリフォーム・リノベーションをするにあたって知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

1・価格が安く済む

工場でつくられた材料やパネルを現場に持ち運んで組み立てるため、スピーディーで工期が短く、価格が安く済みます。

 

2・掃除が楽になる

水垢やカビ、結露の発生、排水溝の掃除。これらの汚れがついてしまうと、キレイに掃除するのが大変です。

最新のシステムバスの素材は、防水性、防汚性に優れているので、浴槽や排水溝の掃除が格段に楽になります。

 

3・断熱性・保温性に優れている

システムバスに使われる素材は、防水性が高く、床。壁、天井などのつなぎ目が一体となっているのが特徴です。

つなぎ目がないため、水漏れの可能性は低いうえに、断熱性にも優れているので、ヒートショックなどの急激な温度差による身体への影響が少ないのでオススメです。

 

 

 

デメリット

1・設計の自由度が低い

システムバスは決められた規格に沿って選ばなければならないので、設計の自由度が低い点がデメリットです。

また、場合によってはご自宅の浴室のサイズと合わない可能性があります。

バスルームの細部にまでこだわりたい方は、システムバスではなく在来工法がオススメです。

 

2・費用が高い

在来工法からシステムバスにリフォームする場合、システムバスを入れ替える場合と比べて、費用が高くなる傾向があります。また、築年数によっては土台部分の補修が必要となり、さらに費用がかかることがあります。

 

3・設計の後付けが困難なことがある

既存のユニットバスに新たな設計を追加したい場合、壁や天井の解体といった大規模な工事が必要となるケースがあります。

また、制限があり希望の設計を後付けできないこともあるので、注意が必要です。

手すり等の設置を発注する際は、設置場所や形状を決めておく必要があります。

 


システムバスはこんな方にオススメ

・工期を短く、リフォーム費用を安く済ませたい

・デザインは既成となるが、手軽に保温性や断熱性を高めたい

・実際にショールームで見て決めたい

・住宅エコポイントを活用したい

・浴室のお掃除を楽にしたい

 


システムバスへの交換費用はどのくらいかかるか

以下の理由で費用に差が出るので、念頭に置いておきましょう。

  • 一戸建てか集合住宅か
  • サイズ
  • グレード
  • 下地補修の有無(在来浴室の場合)

既存のユニットバスから新しいユニットバスにリフォームす際は、50万円~150万円程度の費用がかかります。在来浴室からユニットバスにリフォームする場合は、65万円~150万程度が相場です。

 


まとめ

システムバスについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

システムバスは在来工法に比べて工期が短く、防水性に優れて、メンテナンスが楽になるのが魅力です。

バスルームのリフォーム・リノベーションをお考えの方は、是非設置を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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