NO IMAGE
RENOBLO
リフォームで床暖房を2021.11.16
DIYリノベーションリノベーションリフォーム床暖房快適な住まいづくり暖房器具
エアコンで室内の気温を暖める場合、どうしても空気が乾燥しがちです。そんなことからエアコンが苦手な方も多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメしたいのが床暖房です。
床暖房は、戸建てマンション問わず後付けも可能です。
では、床暖房にはどのような魅力と特徴があるのでしょうか。今回の記事では、床暖房についてご紹介いたします。
床暖房の仕組み
床暖房は、床から直接伝わる熱(伝導熱)と床から部屋全体に広がる熱(ふく射熱)の組み合わせで暖めます。
床暖房のメリット
・暖かさを実感しやすい
床暖房は、冷えやすい足元から暖めてくれます。
床下から暖められた空気はどんどん上に上昇するので、全身に暖かさを実感しやすいのが最大の魅力でしょう。
一方、エアコンは部屋の高い位置から温風を吹き付けて部屋を暖めます。その為、暖かい空気は上に滞留してしまいやすく、足元まで届きにくいと言えます。
・エアコンなどの暖房器具に比べて乾燥しにくく空気を汚さない
エアコンやファンヒーターなどの温風で部屋を暖める暖房器具は、空気の乾燥が気になりますが、床暖房は風を出さないので、皮膚の水分を蒸発させにくく、空気や肌の乾燥を防いでくれます。
また、石油ファンヒーターは部屋の空気が汚れるので、換気が必要です。空気が汚れると、頭痛や咳などの体調不良の原因になることも。
空気を汚すことなく部屋を暖めてくれる床暖房は、身体に優しい暖房器具といえます。
・基本的にメンテナンスが不要
特別なメンテナンスが必要ないので、楽なうえにメンテナンス費用もかかりません。
ただし、温水式で使用する不凍液は、定期的に入れ替えが必要となります。
温水式床暖房は、10年に1回の目安で熱源機を交換することが推奨されています。
温水パイプの寿命は30年以上と、耐久性があります。
・部屋を均一に暖めてくれる
エアコンなどの暖房器具と違い、部屋全体を均一に暖めてくれるので、部屋の中で気温差を感じることも少ないでしょう。
床暖房のデメリット
・部屋が暖まるまでに時間がかかる
床暖房は、スイッチを入れてから部屋が暖まるまでにある程度時間がかかります。(およそ1時間程度)
起床時間や帰宅時間に合わせて暖めておきたい場合は、タイマー機能などを活用すると良いでしょう。
・初期費用がかかる
床暖房に限ったことではありませんが、導入にあたって初期費用がかかります。
設置面積や方式にもよりますが、エアコン設置のような簡単な工事ではなく、床下の工事が必要になるため、設置費用は高くなりがちです。
・光熱費が高い
床暖房は、エアコンなどと比較した場合の電気代やガス代等の光熱費が高めな傾向があります。
10帖の部屋で1ヶ月使用した場合、電気式床暖房でおよそ7,000円程度、温水式床暖房でおよそ4,000円程度です。
長く使用することを考えると、温水式床暖房の方がオススメです。
まとめ
床暖房は、導入にコストがかかりますが、快適で暖かい部屋をつくってくれます。
メンテナンス不要で、長く使い続けることもできます。
リフォームやリノベーションのタイミングでの導入も可能なので、気になった方は是非お気軽にお問い合わせください。