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マンションの最新セキュリティー&防犯設備2021.11.23

日々進化するマンションのセキュリティ設備。

今回の記事では、そんな最新のセキュリティについてご紹介いたします。

これからマンションの購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。

 

発達するマンションのセキュリティ設備

1・オートロック

オートロックとは、エントランスにある扉が自動的に施錠される仕組みのことで、鍵を持つ入居者のみが入れれる状態にできるため、防犯の面で役立ちます。

では、いくつかあるオートロックの種類についてご紹介いたします。

【暗証番号式】

テンキーを使って暗証番号を入力して解錠するタイプです。

0~9までの数字と#と*を組み合わせた暗証番号が使われます。

鍵やカードといった物が必要ないので、部屋に鍵を忘れてしまっても、締め出されるリスクがないといったメリットがあります。

その反面、暗証番号を連続で間違えると、一定時間入れなくなることがあります。更に、第三者に暗証番号が漏洩しやすいなどのデメリットもあります。

 

【集合キー式】

部屋の扉を開ける鍵を挿し込むことで、エントランスのロックを解除するタイプです。部屋のドアと同じ鍵で解錠できるので、エントランスのロックを解錠する鍵やカードと、部屋の鍵を別の持つ必要がなく、持ち物が多くならないといったメリットがあります。

しかし、過去の入居者などで鍵を複製していた場合には、その鍵を使って入られてしまう恐れがあるので、注意が必要です。

 

【非接触型IC式】

非接触IC式とは、SuicaやPASMOのようにピッとかざして解錠するタイプのことです。

ICチップを埋め込むのは、カードでなくても構わないため、カード式に限らず、鍵の柄の部分にICチップを搭載しているものや、スマートフォンのICチップチップを利用いしているものなどがあります。部屋の鍵と一体化させることで持ち物が多くならない、複製が難しく安全性が高い、カバンなどの上からかざすことができることもあり、取り出す手間を省けるといったメリットがあります。

デメリットは、非接触型IC式のロック、特にスマートフォンを使ったものは高級マンションに多いため、これを採用するためには月々の家賃が高くなってしまうことが考えられます。

 

【指紋認証式】

登録した指紋をタッチすることで、エントランスのロックを解除するタイプです。

最近はスマートフォンでも指紋認証でロックを解除するものも増えてきたこともあり、馴染みのあるタイプです。

指紋認証で解錠できるので、鍵やカードをなくす心配もありませんし、部屋に鍵をなくしても締め出される心配がありません。

暗証番号を覚える必要もないというメリットがありますが、手荒れなどで機械が指紋を読み取れず、入れないといったデメリットもあります。

非接触型ICと同様に、高級マンションに多い傾向にあります。

 

 

2・防犯ガラス、防犯フィルム

防犯ガラスや防犯フィルムは、窓ガラスを強化するためのセキュリティ設備です。窓を割って侵入しようとする不審者や泥棒から、家を守る役割を果たします。

窓ガラスそのものを防犯性の高い物に変える場合と、既にあるガラスにフィルムを貼る場合があり、前者のほうは費用が高くなるケースが多いです。

ちなみに、「CPマーク」がついた防犯ガラスステッカーを貼れば、視覚的に防犯性の高さをアピールできます。CPマークを見ることで、防犯ガラスであると認識し、寝る前に侵入行為をあきらめることが期待できます。

 

3・モニターつきインターホン

モニターつきインターホンは、来訪者があった際に、居住内に設置されたインターホンが鳴り、画面に来訪者の顔が映るセキュリティ設備です。実際に顔を見て来訪者を確認し、来訪者が誰なのか、居室に通しても安全なのかを判断してからエントランスのロックを解除できます。

 

4・防犯マグネットセンサー

一戸建てでもマンションでも、不審者の侵入経路として最も多いのは、窓だと言われています。

防犯マグネットセンサーは、磁力を利用して窓やドアの開閉を感知し、侵入者があると警報機で威嚇するセキュリティ設備です。配線工事なしで簡単に設置でき、コストも安いのが魅力でしょう。

 

防犯性の高いマンションを見極めるポイント

 

防犯性の高いマンションの特徴①防犯カメラ付き

エントランスや共用廊下、エレベーター、駐車場などマンションの敷地内に複数台設置されていることの多い防犯カメラですが、コストがかかることを理由にダミーカメラを採用している物件もあるので、マンションの購入を検討する際にはしっかり確認するようにしましょう。

 

防犯性の高いマンションの特徴②宅配ボックス付き

ネットショップでの買い物が浸透し、配達人との接触を避けるための配達方法も変化している現在、とくに必要性が高まっているのが宅配ボックスです。

玄関先に荷物を置く「置き配」では盗難被害も多く、オートロック機能付のマンションではなかなか採用しにくい面もあります。

宅配ボックスがあれば、配達人をマンション内に入れたり、接触したりする必要がなくなり、置き配による盗難被害にあうリスクも軽減できます。

 

防犯性の高いマンションの特徴③管理人が常駐している

管理人が常駐し、定期的に巡回しているマンションは、防犯性が高いだけでなく安心感があります。

防犯カメラに、人の目による監視が加わることで犯罪の抑止力が高まります。

管理形態は必ず確認し、できれば24時間常駐管理のマンションを選ぶと安心です。

 

注目の最新防犯設備

上記の特徴に加え、さらに防犯性の高いマンションに導入されている最新の防犯対策や最新防犯設備のご紹介です。

 

最新防犯設備①コンセルジュによる来客対応

防犯性の高いマンションの特徴として挙げた管理人の常駐よりもさらに防犯性が高いのがコンシェルジュによる来客対応です。

コンシェルジュのいるマンションでは、来客時、名簿に氏名や時間を記入してもらい、来客者用エレベーターキーを貸与するなどの対応によって高い防犯性を確保します。

また、エレベーターも訪問先の階以外には止まらないなど、高級マンションやタワーマンションを中心に、高度な防犯システムを採用している物件もあります。

 

最新防犯設備②ディンプルキー

新しいマンションの空き巣対策として採用されているのがディンプルキーです。

築年数の古いマンションや賃貸マンションでよく使われている従来のディスクシリンダーキーは防犯性が低いことから、最新はディンプルキーを採用するマンションが増えています。

ディスクシリンダーキーを採用している中古マンションを購入する場合も、引っ越す前にディンプルキーに交換しておくと安心です。

 

最新防犯設備③24時間オンラインセキュリティー

マンションの管理会社が外部の警備会社と契約し、連携してセキュリティを強化しているのが24時間オンラインセキュリティです。

留守宅に侵入があったときなどはオンラインで警備会社に通報され、速やかに対応してもらえるので、小さな子どもがいるファミリーや共働きなどで不在にする場合が多くても心強いでしょう。

 

 

まとめ

防犯性の高いマンションの特徴や最新防犯設備についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

安心して生活する為にも、マンションの価格と防犯性のバランスをしっかり確認してから購入を検討することをオススメいたします。

リフォームやリノベーションを検討されている方は、その際に導入できることもあるので、是非お気軽にお問い合わせください。

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