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リフォーム・リノベーションで部屋数を減らすのが人気な理由2021.8.19

昨今2LDKなどのマンションを購入し、リフォーム・リノベーションで部屋数を減らすケースが増えてきています。

リノベーションで1LDKなどに部屋数を減らすのには、どのような理由があるのでしょうか。

部屋数を減らす理由

マンションは一般的に広さに応じて、70㎡なら3LDKといったように部屋が仕切られています。

子育て家庭などはそれなりに部屋の数が必要ですが、1人や2人で住む場合には部屋の数が合わないケースも少なくありません。

「無駄な部屋がある」「陽当りや風通しが悪い部屋がある」そういった背景から、生活スタイルに合わせて部屋数を減らし、一部屋を広くする人が増えています。

今回の記事では、間取り変更のメリットや注意点を解説いたします。

部屋数を減らすメリット

住まいの間取りを変更することで、暮らしにどのようなメリットがあるのでしょうか。

  • 広い空間を確保することができる
  • 採光や風通しが良くなる
  • 家族間のコミュニケーションが取りやすくなる
  • 大きい家具が置ける
  • 廊下をなくし部屋を広くすることができる
  • 部屋の使い勝手の自由度が上がる

60㎡~70㎡で2LDK~3LDKといった間取りは一般的ですが、個々の部屋が小さくなるので、開放感がなく最近ではあまり好まれない傾向があります。

そんな一般的な間取りのマンションを購入し、間取り変更で1LDKにすれば、一部屋の空間が広くなり使い勝手の自由度が上がり、大きめのソファーやハンモックなどを置いてオシャレなレイアウトにできます。

部屋の一角をワークスペースにするのも増えてきていますね。

スタジオタイプといわれるワンルームの間取りもありますが、ベッドもひとつの空間に置くことになるので、寝室だけを分けた形の1LDKが人気なようです。

間取り変更の注意点

・壁や柱は撤去できないものがある

間取り変更する予定でマンションを購入しても、絶対にできるとは限らないのです!

できないケースというのもあります。

室内の壁や柱は、撤去していいものと、建物の構造耐力上撤去できないものがあるからです。

耐力壁と呼ばれる壁は撤去できません。マンションを購入する前に、自分の希望にあったリノベーションができるマンションかどうか確認してから購入するようにしましょう。

・水回りの移動は難しいことがある

マンションでは、間取り変更によるキッチンや浴室の移動が難しいケースが多くあります。

排水経路の関係から、水回りの大幅な移動はできないケースがありますので、元々の水回りの位置はリノベーションを考える上で、重要となります。

・管理規約での制限がある

構造耐力上問題が無いのに管理規約での制限があり、希望のリノベーションができないケースがあります。

使用する床材の遮音等級や、工事期間中の共用部分の使用について定めがあるマンションもあり、フローリングの張替えや、水回りの移動を禁止しているマンションもあります。

マンションの管理規約も購入前にしっかり確認しましょう。

リノベーションで理想をカタチに

新築マンションの場合、物件価格も高く予算を上回るケースや、予算の兼ね合いで希望の間取りの物件になかなか出会えないケースがあるかと思います。

予算内で希望の間取りの物件を探すのが難しい場合、やはり人気があるのが中古物件を購入してリノベーションする方法です。マンションの外観までは変更できませんが、予算内で専有部分の間取りであったり収納スペースであったりと自由に変更することができるので、自分の希望を叶えることができるでしょう。

60㎡程度の広さのマンションであれば幅広く活用でき、都心部の物件であれば流動性が高く売却する際にも、買い手が付きやすいでしょう。

この記事が、皆様がリノベーションを検討する際の参考になれば幸いです。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。

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