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知って損はない!マンションを購入する前に確認する駐車場の話。2021.6.15
マンションの購入を考えている方に、購入前に知っておいて欲しい事があります。
それはマンションの駐車場の話です。
そこで、今回は
・駐車場の月々の使用料
・駐車場の種類
・管理費、修繕積立金
・マンション駐車場トラブル
についてご紹介いたします。
駐車場の月々の使用料
駐車場付の戸建ての場合駐車場料金はかかりませんが、マンションの場合通常毎月駐車場利用料を支払って使用します。
そういった点から、マンションの購入をする際は、駐車場料金みの金額で考えると良いでしょう。
マンションの駐車場の月額料金は、マンションごとに料金が設定されるので、一律ではありません。エリア相場をみて、料金を設定する為だいたいの平均相場は決まっています。
費用相場はエリアによって異なりますが、だいたい月額5,000円~3万円くらいです。
マンションを購入する前に、近隣の月極駐車場など周辺と比較しておきましょう。
駐車場の種類や設備(屋根付き、機会式など)の条件のにもよるので、いろいろ考慮して比較してください。
駐車場の種類
では、ひとくちにマンションの駐車場といっても、実は種類があります。
【平置き(平面式)駐車場】
車道からそのまま走行して停める駐車場のこと。自走式駐車場の一種で、2階建て以上のものは含まれません。
メリット
- 車の種類にかかわらず駐車できる
- 操作などが必要ない
- メンテナンス費用がかからない
デメリット
- 車が汚れやすい
- 設置台数を多く確保できない
【自走式立体駐車場】
運転者が目的の階まで車を運転して駐車するタイプの立体駐車場です。
マンションや集客用の駐車場あるいは公共施設の駐車場に的している。
メリット
- 屋根がある
- 悪天候でも乗り降りしやすい
- 車高の高い車でも対応できる
デメリット
- 駐車するのに多少時間がかかる事がある
【機械式立体駐車場(タワー型を含む)】
パレットに車を乗せ、動力でこれを上に上下させて車を立体的に格納する駐車場です。
限られたスペースを有効活用できるため、都心部のマンションなどで多く採用されています。昇降方式やピット方式などがある。
メリット
- 盗難やいたずらの被害に遭いにくい
- 限られたスペースでも台数を確保できる
デメリット
- 維持管理コストが高い
- 入出庫に時間がかかる
- 車のサイズに制限がある
機械式立体駐車場には、大きく分けて以下のような5つのタイプがあります。
管理費・修繕積立金
機械式駐車場の大きなデメリットとして、維持管理コストが高いことが挙げられます。
複雑な構造の機会式駐車場ほど、メンテナンスや修繕のためのコストが高くなります。機会式駐車場を採用しているマンションの場合、管理費や修繕積立金が高くなりがちです。また、入出庫に時間がかかったり、サイズに制限があったりというデメリットもあります。
近年、車離れのため空き駐車場が増えています。
マンションの駐車場は、月々の使用料がマンション管理組合の大きな収入源となるため、マンション駐車場が埋まらないと、収支に大きな影響を与える事になります。
集まるはずの使用料が入らなければ、修繕積立金が不足し、大規模修繕の費用が足りなくなる可能性があります。
そこで、都心部のマンションでは、維持管理費のかかる機会式駐車場を平置き(平面式)駐車場に変更したり、敷地内にコインパーキングを設置したり、外部貸ししたりして、対策を行っているマンションも増えています。
まとめ
購入を検討しているマンションの周辺の駐車場料金の相場や、マンションの駐車場がどのタイプなのか、空き過ぎていないかなど、事前に確認しておくと良いでしょう。
駐車場の使用料とともに、管理費や修繕積立金、ローン返済額を確認し、毎月支払う金額を把握して、無理のない金額設定で購入することをオススメします。