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中古住宅をリノベーションするときは断熱材の状態が大切です!2021.6.15

中古住宅のリノベーションをお考えの方の中には中古住宅の断熱材に不安を感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
「住まいの断熱材の性能を重視したい」断熱材は住まいの快適さに直結するので、こう思われる方がいるのは当然でしょう。
そんな方に向けて、断熱材の状態を確認する方法を紹介します。

断熱性がもたらす影響

断熱性の状態を確認する方法を紹介する前に、なぜ住まいに断熱性が必要なのかを解説します。
結論から言うと、断熱性が低いと外部に熱が逃げ出し、家の中が暖まらないからです。

暖房の熱は床や屋根、窓や扉などの開口部から熱が外部に逃げ出してしまいます。
冬になると、暖房をつけてもすぐに熱が逃げ出してしまい、なかなか暖まらないということが起こります。

そこで家の断熱性を向上させることによって、熱が逃げる隙間を作らないようにするのです。
それではどのようにすれば外に熱が逃げ出さないようにできるのでしょうか。
ポイントは「家を包むようにして断熱材を設置する」ことです。

一般社団法人日本建材・住宅設備環境協会によると、1日あたり断熱材がない時とある時で外に逃げる熱量は10万キロカロリーも差が出るようです。

10万キロカロリーと言われてもイメージしづらいですよね。
水1Lを1度上げるのに必要なエネルギーが1キロカロリーなので10万キロカロリーは100Lの水を1000度上げるのに必要なエネルギーに相当します。
いかに大きなエネルギーを外に逃しているかがわかりますね。

このように外壁や天井、壁などの家を包むように断熱材で覆うことで、莫大な熱量を外部に逃すのを軽減できるのです。

断熱材の状態を確認する方法

それでは断熱材の状態を確認する方法を紹介します。
1つ目は直接確認する方法です。

結局は自分の目で確かめるのが1番早いということですね。
点検口(てんけんこう)という床下や天井裏を確認するためにある穴から断熱材の状態を確認できます。
断熱材がボロボロであったり、黒ずんでいたりしたら、それは断熱材が劣化しているサインです。

2つ目は建物の図面や仕様書を確認する方法です。
仕様書には建物を建築する上で使用された材料に関する情報が載っています。
そして仕様書には断熱材の情報も含まれています。

使用されている建材を詳細に記述した仕様書。
それを確認することでどんな性能を持った断熱材が使用されているのかがわかります。

まとめ

中古住宅の断熱材は性能が古くて、時間も経っているため、不安に思っていた方も断熱材の状態を知る術を身に付けられたのではないでしょうか。
2つの方法を実践して断熱材が劣化していると感じたなら、断熱材も合わせてリノベーションすることをおすすめします。
大阪でリノベーションをお考えの方はぜひ当社にご相談ください。

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