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リノベーションで違反建築でないことを確認する方法を解説!2021.3.30

中古住宅購入後リノベーションしようと考えている方はいませんか。
中古住宅選びで注意していただきたいのが、違反建築です。
建物は法律に沿って建てられますが、購入時には法律に違反している違反建築になっていないか確かめることが大切です。
そこで今回は、大阪在住の方へ違反建築の確かめ方を解説します。

建築確認申請とは?

建築確認とは、建物の図面や計画を審査し、建築基準法や都市計画法に違反していないか確認することです。
図面を調べることで違反建物を排除できますし、修正を求めることは施主を守ることにもつながります。
そして建築確認申請は、建物が法律に適合しているかチェックするものです。
ただし、建物を許可する物ではないのでその点には注意が必要と言えるでしょう。

建築確認は、1ヶ月程度かかるため余裕を持ってスケジュールを管理する必要があります。
もし仮に追加で検査が必要となれば、さらにプラスで1ヶ月かかります。

また途中で勝手に建物を新築すれば、違反建築となり法令違反となります。
建築確認申請は新築であれば広さ建物の高さに依存せず、無条件で必要となるため、忘れないよう注意できると良いですね。

違反建築でないことを確かめるには

自宅を担保に資金援助を受ける場合、自宅が違反建築でないことを示す必要があります。
なぜなら違反建築であると、正確な住宅の価格が分からず、担保とならないためです。
違反建築であると判明すれば、融資を受けられないでしょう。

では違反建築でないことを確かめるにはどうしたら良いのでしょうか。
最も簡単に分かる方法は、検査済証を調べることです。
検査済証は、建物の工事が全て完了し、問題がなかったときに発行される証明書です。

その検査済書があれば、今の法律に準拠していなくてもそれが発行されたときには、適法であったという確認ができます。
しかし古い物件であれば、検査済書がどこにいったか分からず紛失していることも少なくないでしょう。
そうした場合は、役所を訪問することをおすすめします。
建築指導課で、完了審査を受けたか確認できるでしょう。

1つ例を挙げると、建売住宅の検査済証が発行された後、専門業者が床を張り、容積率を超えた事例です。
無許可で改築するのは法律に反しますが、建売住宅の業者は自社での改築が可能です。

まとめ

今回は、違反建築ではないことを確認する方法を解説しました。
違反建築ではないことを確認する最も手軽な方法は、検査済証を調べることです。
不動産会社で条件が良さそうな物件を見つけた際は違反建築でないかしっかり確認できると良いですね。

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