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空気をきれいに保つ工夫。2020.10.27
新型コロナウイルスの流行も心配な今日このごろ。きれいな空気を保つための方法をご紹介します!
まず、自分の家の空気が汚れているという自覚があまりないという人が多いと思います。ところが、一般的に外気より室内の空気の方が2倍~5倍以上汚れているのです!
私は衝撃を受けました!笑
外気は排気ガス、黄砂、PM2.5、花粉などで空気が汚れているのは皆さんご存知かと思いますが、室内の空気はこれに加え人から出るフケや皮膚が剥がれ落ちたもの、衣類や紙製品から出るホコリや繊維、布団から出るダニの死骸、化学物質などが溜まっているので、外気よりずっと汚れているのです!ゾッとしますね、、、
外気よりずっと汚れている空気を知らぬ間に吸い続けていたら、、、
どんな影響があるのでしょうか?
汚れた空気を体の中に取り込むと、次のような事が考えられます。
免疫力の低下
体内に侵入してきた病原体と戦うために、病原体を撃退するB細胞の働きが過剰になります。それによって、免疫力のバランスが崩れて風邪を引き起こしたりするリスクが高まります。
アレルギー症状の悪化
空気中に含まれる数多くのホコリや細菌、ウイルス、カビ胞子を取り込み、それらが粘膜を攻撃し、免疫が機能した結果、花粉症や別のアレルギー症状が悪化するリスクが高まります。
呼吸器系の病気にかかりやすくなり、気管支炎、喘息、肺炎などのリスクも高まります。
ペットの毛についているパスツレラ菌は肺炎などを引き起こす菌として知られ、特に糖尿病患者の方のとって危険な細菌です。
室内の空気が汚れていると、頭痛の原因になったりもします。エアコンや空気洗浄機などの効きも悪くなります。
と、ここまで説明しましたが、空気をキレイに保つ事の大切さがお分かりいただけたでしょうか?私はこの記事を書きながら、もっとしっかり掃除をそようと決めました!笑
では、出来る対策からしてみましょう!
ホコリやダニ
ホコリは目につきやすく対策もしやすいですね。布団や洗濯物などの衣類から出てくるホコリはしっかり掃除で取り除き、電球などの上も定期的にしっかりホコリを叩いてキレイに保ちましょう。
ハウスダストアレルギーの原因になるので、しっかり除去しましょう。
長い時間過ごす寝室の掃除は特に大切です。布団に潜むダニの死骸も掃除でしっかり取り除きましょう。フケや剥がれ落ちた皮膚も空気を汚染する原因なので、枕カバーや布団カバーは、できるだけ毎日交換しましょう。
カビ
湿気の多い場所に発生しやすいのがカビです。お風呂でキレイに体を洗っても、カビ胞子を吸って体内に取り込んでいては元も子もありません。お風呂は最後の人が掃除を済ませてから出て、しっかり換気するのが良いでしょう。お風呂以外にも、冬場などはエアコンで温まった室内の空気と外気の冷たい空気で窓に結露が生じ、カーテンの裏側付近にカビが生えやすくなります。これを解消する一番簡単で効果が高いのが、換気です!定期的に換気をしっかりしましょう。
キッチンのシンクはもちろんですが、水道の蛇口もカビが生えやすいので、しっかり洗いましょう。
化学物質
室内の空気を汚染する化学物質の代表は、人工的に匂いをつける消臭スプレーや消臭剤、接着剤やマニキュアに含まれるホルムアルデヒドです。使った後はしっかり換気しましょう。
ペット
ペットから抜けた毛、唾液や尿が乾いた後に舞う細菌も空気を汚染してしまいます。排泄物はこまめに処理し、ペットの毛もしっかり掃除で取り除きましょう。
掃除機の前に
床の汚染物質やハウスダストが空気中に舞い上がるのを防ぐためには、掃除機の前にモップ掛けや水拭きがオススメです。 ある程度取り除いてから掃除機を掛けましょう。
オススメの換気法
換する時は窓を二箇所(対角線の位置にある窓)を開けると、空気の通り道ができるので、効率が良いです。片方の窓を15センチくらい開け、もう片方は全開にしましょう。換気は1~2時間に一回行うのが理想です。
空気洗浄機の活用
空気洗浄機を24時間稼働させるのも効果的です。ただ、空気洗浄機のフィルターはしっかり定期的に掃除が必要です。 空気洗浄機は細かいフィルターで、空気中に浮遊する塵埃や花粉、ハウスダスト等を除去 してくれます。
まとめ
空気をキレイに保つ工夫を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。整理整頓、こまめな掃除がキレイな住まいと空気を保ちます。健康のためにできる事から始めましょう♪