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マンションの一階が最近人気なワケ2020.10.25
マンションは高層階が人気。そうイメージを持っている方が多いと思いますよね?確かに日当り、眺望、防犯面、、、高層階のほうがいいような?
しかし最近では一階が人気を集めだしたのです!なぜなのでしょうか?
そこで、マンションの一階に住むメリットをご紹介いたします!
1.下の階がないので、足音などの騒音を気にしなくて良い
二階以上なら、下の階に人が住んでいる場合が多く、足音や掃除機をかける時間帯など、何かと気を使う必要があります。私が住む家は上の階の人が掃除機をかける音や、床に携帯を置いて寝ているのか、バイブレーションの振動がフローリングに伝わり、かなり響きます(笑)
これを固定伝播音といい、建物の構造に伝わった衝撃による振動が、伝播した先の壁・天井・床を振動させ、音となって現れるものです。
マンションでは騒音トラブルは珍しい事ではありません。最近ではDIYが流行し、知識のない方が畳だった部屋を防音対策することなくフローリングに勝手に変更したりする事で、この固定伝播音が発生するようになって騒音トラブルに繋がるろいうケースもあるそうです。畳の上にコップを落とすのと、フローリングの上に落とすのでは違いますよね?
このような固定伝播音を一階の場合は下階への気遣いが不要な分、子育て世代にはストレスが軽減される事も多く人気を集める要因になっているようです。
2.専用庭や広いバルコニーなど、戸建のような庭が持てる
一階ならでは特権で、専用庭や他の階より広いバルコニーがある場合が多いのも人気の要因なようです。ガーデニングが趣味な方はもちろん、ラグやテーブルなどを置いて休日にゆったり過ごしたりできるのも魅力ですね。
高層階のように眺望は良くありませんが、そういった所に違った魅力があります。
3.移動が楽
マンションの場合、エレベーターの点検作業中などエレベーターの使用ができないことがあり、うっかり出かけて帰って来たらエレベーターが使えなかった!なんて事もあります。シニア世代にはなかなか厳しい状況ですが、一階に自宅があればそういった事も心配ありません。 災害時も避難が楽です。
出入りの便利さは一階ならではです。
唯一心配なのが防犯面です。
防犯面から一階はちょっと、、、と嫌煙される方も少なくはないのですが、高層階は屋上からロープなどを使って侵入されたりするケースもあるので何階に住んでいても防犯対策は必要です。
警視庁の資料によると、戸建の方がマンションより空き巣の件数が多く、マンションの空き巣の件数は戸建の約半数だそうです。
マンションの空き巣被害の約65%が鍵のかけ忘れとガラス破りです。
戸締まりはしっかりし、窓やサッシには防犯フィルムを貼って対策すると良いですね。マンションの場合、ご近所付き合いをする事で、ご近所の方の目が防犯に綱がる事もあるでしょう。
一階に住むメリット・デメリットをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?それぞれに合った理想の住まいづくりに役立てていただければ嬉しいです。