照明を使い分けて快適な空間作りを2020.10.10

照明の色には、大きく分けて３色あります。

★電球色

明るさを抑えたオレンジがかった暖かみのある色

★昼白色

太陽光に最も近く、自然な明るさのある色

★昼光色

最も明るく、青みがかった色

キッチンの照明には昼白色が向いている。

自然に近い状態の色で目に映るので商品の傷みなどに気づきやすく、火がしっかり通っているか確認しやすい。

青白い色の昼光色は食欲が減退するため、食卓には向いていない。

電球色は暖かみがあり食材を美味しそうに見せる効果がありますが、食材の傷み具合が分かりづらい為、昼白色に変える方も多い。

以上のことから、昼白色が一番向いています。

勉強部屋や書斎には昼白色が向いている。

昼白色には、文字をはっきり写し集中力を引き出す効果があります。明るさが足りない部屋では記憶力が低下します。しっかり明るさが出る昼白色が向いていると言えるでしょう。

洗面台には昼白色が向いている。

適度な明るさがあり、自然な光に近い昼白色が洗面台に適しています。青白い昼光色の洗面台だと、屋外に出た時に鏡の前で見た自分の印象や色合いと違うイメージになることがあります。メイクの仕上がりイメージに影響があるでしょう。以上のことから、昼白色が向いていると言えます。

寝室やリビング、お風呂や廊下には電球色が向いています。

暖かみがあり、リラックスできる電球色は家族の集まるリビングに最も適しています。もう少し明るさが欲しい！という方は、昼白色と電球色を混ぜると良いかもしれません。

色々なシーンに合わせて照明を変えていただいて、快適な空間づくりに是非役立ててくださいね。