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リノベーションしやすい家、しにくい家。2022.4.14

今日は『中古マンション購入+リノベーション』をお考えの方に、リノベーションしやすい家、しにくい家についてご紹介いたします!

リノベーションしたくて中古マンションを購入したのに、

  • 間取りをほとんど変更できなかった
  • やりたい事がほとんどできなかった

という事があります。

物件の知識がない場合に失敗しやすいので、物件のことを良く知って、理想の住まいづくりに役立てましょう。

1.建物の構造を確認しよう

内壁をコンコンとノックすると、乾いた音で中に空洞を感じる『壁圧が6.5㎝程度』なら壊せる壁なので、間取りの変更が構造上では可能かと思われます。こういった構造を『ラーメン構造』といいます。柱と梁で出来ている構造の事です。

上部に大きな梁が通っています。

『ラーメン構造』と対象的なのが『壁式構造』です。

壁全体が具体となって構造の役目を果たしているので、壁を壊す事ができません。調べ方は、同じように壁をコンコンとノックしてみて、ペチペチと中が詰まった音がし、さらに『壁圧が15㎝程度厚い』場合は『壁式構造』の可能性が高いでしょう。

まれに一部ブロックでつくられている内壁もありますが、ブロックは物件によって壊せる場合と、壊せない場合があるのでご注意ください。

構造については、竣工図面に載っているので、管理者に確認すると良いでしょう。

 

2.配管スペースが、希望の間取りの邪魔にならないか

PS(パイプシャフト)と呼ばれる上の階から下の階まで続いている配管スペースで、販売図面や竣工時の図面に記載されています。

特にトイレやトイレに近いPSは位置をずらすと、床の高さまで上げなければいけないケースが多く、思ったような間取りにできない事があります。

赤い点で囲まれているPSは原則動かせないので、PSはの位置も考えて部屋の配置を決めてください。

 

まとめ

マンションによって管理規約が異なります。

構造上は間取り変更が可能でも、規約で規制されている場合もございますので、購入する前にしっかり確認しておくようにしましょう。

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